シンガポール金融管理局(MAS)が6月に実施した専門家予測調査によると、エコノミストらはシンガポールの2026年GDP成長率の中央値予測を、3月に発表した3.6%から3.5%に若干下方修正した。
第1四半期の経済成長率は前年同期比6%と予想を上回ったものの、予測では第2四半期の成長率は4.3%に鈍化すると見込まれている。
一方、インフレ予測は上方修正され、通年の消費者物価指数(CPI)総合指数は従来の1.5%から2.3%に、MASコアインフレ率も1.5%から2%にそれぞれ引き上げられた。
予測では、中東における地政学的緊張の高まり、人工知能(AI)バブルの崩壊、あるいは設備投資の減速などが、経済見通しに対する主な下振れリスクとして挙げられている。