スイス株式市場指数は週をほぼ横ばいで終える。米イラン協議は延期。
スイス株式市場は、国内の経済ニュースがほとんどなく、米国の祝日による取引量の少なさもあって、週の取引をほぼ横ばいで終えた。 スイス市場指数は、金曜日の取引終了時点で0.06%上昇した。 地政学的側面では、米国とイランが本日スイスで開催予定だった、最近署名された覚書の履行に関する協議が「当面の間」延期されたと、スイス外務省が声明で発表した。延期の理由は明らかにされていない。しかし、ビュルゲンシュトックでの協議に向けた準備は継続されている。 ロイター通信など複数のメディアによると、この延期はイスラエルがレバノンへの空爆を開始したことを受けてのものだ。 企業ニュースでは、ホルシム(HOLN.SW)が成長戦略の一環として、ドイツに本社を置く壁材システム会社Xellaの買収を完了した。この買収は、初年度から同社の1株当たり利益(EPS)とキャッシュフローに貢献すると見込まれている。ホルシムの株価は0.67%安で取引を終えた。 ベレンベルグは、スイス上場製薬会社イーライリリー(LLY.SW)の注射剤による肥満治療薬事業への期待の高まりを受け、目標株価を1,050ドルから1,135ドルに引き上げた。投資判断は「ホールド」で据え置き。 「イーライリリーは米国糖尿病学会(ADA)の会議で、レタトルチド(三者作動薬)の第3相臨床試験における有効性と安全性に関する優れたデータを発表した。これを受けて、我々は業績予想を引き上げる。一方、ファウンダヨ(経口GLP-1受容体作動薬)の発売ペースは依然として鈍く、ノボのウェゴビー錠とは対照的だ。ファウンダヨの業績予想は市場コンセンサスを下回っている」とベレンベルグは述べている。 「第2四半期には、レタトルチドとファウンダヨの肥満併存疾患に関する第3相試験データ、チルゼパチドとエロラリンチドの併用による肥満に関する第2相試験データ、およびアルツハイマー病に関するレムテルネトゥグの第3相試験データが追加される予定です。」