調査速報:トヨタ、関税の影響で2026年度の利益が減少
独立系調査会社CFRAは、に対し、以下の調査レポートを提供しました。CFRAのアナリストは、以下のように見解をまとめています。トヨタ自動車は、2026年度(3月期)の売上高が前年同期比5.5%増の50.7兆円、車両販売台数も2.5%増の960万台となったものの、営業利益は21.5%減の3.77兆円に落ち込みました。これは、米国関税の影響による1.38兆円の減収が販売台数の増加を相殺したためです。北米事業は1925億円の赤字に転落し、日本事業も26.3%の減益となりましたが、金融サービス事業は24.6%増の8517億円と好調でした。同社は、中東情勢の悪化による6700億円の逆風を完全に吸収しきれないため、2027年度も売上高51兆円、営業利益3兆円と大幅な減益を見込んでいます。収益が低迷しているにもかかわらず、トヨタは2026年度の配当を1株当たり95円に引き上げ、2027年度は100円に引き上げる計画であり、自社株買いは上限を設けずに柔軟に実施する予定だ。宮崎CFOは、営業利益が3年連続で減少していることを認め、生産体制の再編、コスト削減、バリューチェーン収益の拡大を通じてモビリティ企業への事業転換を加速させ、最終的にはROE20%を目指すと強調した。