BP、第1四半期の石油取引で「異例の」業績を予想、債務増加の可能性を示唆
英国の石油・ガス大手BP(BP)は火曜日、米国とイスラエルによるイランとの戦争を背景とした原油価格の高騰を受け、2026年第1四半期の石油トレーディング事業で「異例の」業績が見込まれると発表した。 これは、2024年第4四半期の同事業の「低迷」ぶりとは対照的な好転を示すものだ。一方、ガストレーディング事業は、前四半期とほぼ同水準で推移すると見込まれている。これは、同社の第1四半期業績見通しで示されたものだ。 また、上流部門の生産量は前四半期とほぼ横ばいの1日当たり234万バレル相当で推移する見込みだが、ガス生産量は「若干増加する」と予想されている。 報告書によると、ブレント原油価格は第1四半期に平均81.13ドル/バレルとなり、前四半期の63.73ドルから上昇した。ヘンリーハブ価格は100万英国熱量単位(MMBtu)当たり5.05ドルで、前四半期の3.55ドルから上昇した。 精製マージンも1バレルあたり15.2ドルから16.9ドルに上昇し、同社はこれにより精製製品事業の収益が1億ドルから2億ドル増加する可能性があると述べた。 しかしながら、同社は、40億ドルから70億ドルの「大幅な運転資本増加」により、純負債が前四半期の220億ドルから250億ドルから270億ドルに増加する見込みだと警告した。 シティグループのアナリストは、中東紛争勃発以降の原油・ガス価格の上昇に加え、この期間の同社の高いトレーディング収入を背景に、BPの第1四半期の調整後純利益を26億ドルと予想し、BPの業績見通しを20%引き上げた。