TPH Energyによると、ガソリン需要は低迷する一方、留出油と輸出は好調で、米国の燃料需要はまちまちだ。
TPH Energy Researchのアナリスト、マシュー・ブレア氏は火曜日のレポートで、2月の米国のガソリン需要は前年同月比1.1%減となり、1月の2.7%減からは改善したものの、依然として近年の傾向を下回っていると述べた。 四半期累計のガソリン需要は1.9%減で、2025年第4四半期の1.2%減、2025年通年の平均0.7%減と比較すると、減少幅は小さい。 2月の消費量は週間の予測を日量約3万4000バレル上回り、20ヶ月連続で予想を上回る結果となったが、2025年後半の予測修正値よりは小さい。 この改善は、自動車走行距離が2.6%増加したことが要因だが、メキシコ湾岸地域と西海岸地域の需要低迷が他の地域での増加分を相殺した。 米国エネルギー省の週間データによると、ガソリン需要は再び増加に転じ、3月は前年同月比0.9%増、4月は1.2%増となる見込みだ。米国のガソリン輸出量は2月に日量98万8000バレルに増加し、前月比6000バレル、前年同月比14万2000バレル増加した。これは中南米とメキシコへの輸出増加が主な要因である。 輸出量は生産量の11%を占め、前年同月の9%を上回り、週間の市場予想を上回った。輸出量は3月には日量88万2000バレル、4月には日量86万5000バレルに減少すると見込まれている。 留出油需要は前年比5.4%増加し、1月の減少から回復、四半期累計では2.2%増となった。 この数字は市場予想を約2万8000バレル上回り、3月と4月の成長率は約3%に鈍化すると見込まれている。 米国の石油需要は、1月の減少から一転、2月には留出油やその他の燃料の需要増に支えられ、前年同月比4.5%増加し、市場予測を約11万4000バレル/日上回った。 留出油の輸出量は前月比9万1000バレル/日減少したが、前年同月比では25万バレル/日増加し、114万バレル/日となった。欧州向け出荷量は減少したものの、輸出量は高水準を維持しており、3月には127万バレル/日、4月には159万バレル/日に達すると予測されている。