大林組(東証:1802)は、オーストラリア、英国、カナダで建設事業を展開するマルチプレックス・グローバル社の全株式を、持株会社を通じて860億円で取得することに合意した。 今回の買収は、国内建設事業と同等の海外事業展開を目指す大林組の戦略に沿ったものであり、オーストラリアは長年にわたり主要市場として位置づけられてきた。 マルチプレックス社は高層ビル、病院、データセンターなどの建設において豊富な専門知識を有しており、両社は過去にシドニー2000オリンピックスタジアムの建設で協業している。 規制当局の承認を経て9月までに完了予定のこの買収により、持株会社であるBCI、BBP UK II、BBP UK IIIが大林組の子会社となる。 マルチプレックス社の直近の業績はパンデミックの影響で変動が見られたが、デューデリジェンスの結果、懸念材料は見当たらず、大林組の2027年度の業績への影響については現在も評価中である。
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