-- マイクロソフト(MSFT)とOpenAIは提携関係を改定し、マイクロソフトはChatGPT開発元のOpenAIへの収益分配金の支払いを停止するなど、いくつかの変更を行った。ウェドブッシュ証券はこの改定をマイクロソフトにとってプラスと評価している。 両社は月曜日、改定後の提携関係に基づき、OpenAIからマイクロソフトへの収益分配金の支払いは、OpenAIの技術進歩とは無関係に、2030年まで継続されるが、分配率は据え置かれるものの、総額には上限が設けられると発表した。マイクロソフトは、モデルおよび製品に関するOpenAIの知的財産権のライセンスを2032年まで保有し続けるが、このライセンスは非独占的となる、と共同声明で述べた。 ウェドブッシュ証券のアナリスト(ダン・アイブス氏を含む)は顧客向けレポートの中で、「マイクロソフトはOpenAIの技術に関する知的財産権を6年間確保し、OpenAIの相当なシェアを維持するとともに、マイクロソフト本社とOpenAI間のやり取りに終止符を打ち、マイクロソフトが自社のコアプラットフォームで全ての収益を生み出すための基盤を築くことができるため、これはマイクロソフトにとってプラスだと考えている」と述べている。 マイクロソフトは引き続きOpenAIの主要クラウドパートナーとなる。両社によると、OpenAIの製品は、マイクロソフトが「必要な機能をサポートできない、またはサポートしないことを選択しない限り」、まずMicrosoft Azure上で提供される。OpenAIは今後、「あらゆるクラウドプロバイダーを通じて」顧客にすべての製品を提供できるようになるという。 マイクロソフトとOpenAIは、「今回の契約改定により、予測可能性が高まり、大規模なAIプラットフォームの構築と運用における両社の共同能力が強化されるとともに、新たな機会を追求する柔軟性がもたらされる」と述べた。 ウェドブッシュ証券のアナリストは、今回の提携改定により、OpenAIは「クラウド環境における明確な機会が得られ、マイクロソフトとの当初の提携における大きな障壁が軽減された」ことから、新規株式公開(IPO)による上場に向けて「力強い前進」を遂げたと指摘した。 アナリストは、「マイクロソフトにとってOpenAIとの提携は、いわば補助輪が外れたようなもので、今後はコアプラットフォームにおけるAI収益化の段階的な拡大が課題となる」と述べている。 マイクロソフトは水曜日に第3四半期決算を発表する予定だ。
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