-- 金先物価格は、3月の米国のインフレ率がガソリン価格の上昇を背景に急上昇したとの報告を受け、ドル安が進んだことを受けて、金相場が金曜早朝に下落した。この報告は、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ期待を後退させた。 5月限の金先物価格は、1オンスあたり31.10ドル安の4,786.90ドルで取引されている。 米労働統計局(BLS)は、3月の消費者物価指数(CPI)が年率換算で3.3%上昇したと発表した。これは2024年5月以来の高水準で、2月の2.4%から上昇したが、市場予想と一致したとマーケットウォッチは伝えている。変動の大きい食品とエネルギー価格を除いたコアCPIは2.6%上昇し、前月の2.5%から上昇したが、市場予想の2.7%上昇を下回った。 BLSは、この上昇はガソリン価格の上昇によるもので、「月間の総合物価上昇のほぼ4分の3を占めた」と述べている。米国とイスラエルが2月28日にイランへの攻撃を開始し、イランがホルムズ海峡を封鎖してペルシャ湾岸諸国からの原油供給量の20%を遮断して以来、燃料価格は急騰している。 インフレ率の上昇により米国の利下げ期待が後退したため、金価格は1月29日に記録した1オンスあたり5,354.80ドルの史上最高値を依然として大きく下回っている。CME FedWatchツールは、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内は金利を据え置くと予想しており、無利子である金にとっては弱気材料となる。 ドルは序盤に下落し、ICEドル指数は0.14ポイント安の98.69で推移した。米国債利回りはまちまちで、2年債利回りは2.0ベーシスポイント低下の3.793%、10年債利回りは2.5ベーシスポイント上昇の4.306%となった。
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