RBCキャピタル・マーケッツのストラテジストは火曜日、ベンチャー・グローバル(VG)が2026年の業績見通しを引き上げたことを受け、同社の見通しが強化されたと述べた。中東におけるエネルギー供給の混乱が続くことで、米国産LNGへの需要が増加すると予想されるためだ。 RBCのアナリストによると、この米国の液化天然ガス生産会社は、2026年通期の調整後EBITDAを87億ドルから91億ドルの範囲と予想している。 新たな中間値である89億ドルは、従来の見通しから6.5%上方修正され、アナリストが以前予想していた85億ドルをも上回った。 第2四半期の業績は若干予想を下回ったものの、調整後EBITDAは24億9000万ドルで、ファクトセットのコンセンサス予想を約1%下回った。 RBCは、ベンチャー・グローバルの株価を「アウトパフォーム」のレーティングで維持し、目標株価を16ドルとしている。 RBCのアナリストはレポートの中で、「中東情勢の悪化と供給への影響により、ベンチャー・グローバルはLNG需要の増加を取り込むことができると依然として考えている」と述べた。 RBCによると、価格上昇にもかかわらず、世界のLNG需要は依然として堅調である。最新のデータでは、中国、日本、インドを中心とするアジアの輸入国は、第2四半期に価格が前年同期比56%上昇したにもかかわらず、購入水準を維持している。 一方、欧州の天然ガス在庫の低水準は、冬季を前に米国産LNGの需要がさらに急増する可能性を示唆している。 事業面では、同社は第2四半期に127カーゴを輸出した。これは、プラケミンズ施設の試運転期間中の生産量増加に支えられたものだ。 カルカシュー・パス施設で大規模なメンテナンスを実施したにもかかわらず、ベンチャー・グローバルはモジュール設計を活用することで37カーゴの生産量を維持し、従来型の大規模施設でよく見られるような大規模な生産削減を回避した。 ベンチャー・グローバルは設備投資計画を着実に進めている。 RBCのアナリストは、プラケミンズ・プロジェクトの第1フェーズが第4四半期までに商業運転を開始し、第2フェーズは2027年半ばに開始予定、CP2プロジェクトからの初生産LNGは2027年上半期に開始されると予測している。 RBCによると、ベンチャー・グローバルは今後、2029年までに年間約8,500万トンの総生産能力を目指して体制を整えているという。
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