RBCキャピタル・マーケッツは金曜日のレポートで、トロント・ドミニオン銀行(TD)は、予想を上回る第3四半期決算と信用損失引当金の予想引き下げにより、持続的な収益成長と大幅な資本還元が見込まれるとの見解を示した。 RBCによると、TDの第3四半期調整後1株当たり利益(EPS)は2.77カナダドル(1.99米ドル)となり、予想の2.51カナダドル、市場コンセンサスの2.47カナダドルを上回った。これは、ホールセールバンキングと法人向けバンキングを中心とした幅広いセグメントの好調に加え、予想を上回る純金利収入と信用損失引当金(ステージ3)の引き下げが要因となっている。 RBCによると、経営陣は、2026年度のコアEPS成長率6~8%、コアROE13%という目標を「大幅に上回る」と見込んでおり、信用損失引当金の総額の見通しを40~50ベーシスポイントの範囲の下限に引き下げ、9億カナダドルの構造的コスト削減目標を達成する見込みである。 トロント・ドミニオン銀行は、2027年度に自社株買いを通じて130億カナダドル以上を株主に還元する可能性があり、2027年下半期までに普通株式等Tier 1比率を約13%にすることを目標としている。また、同行は20億~25億カナダドルの中期的な構造的コスト削減目標の達成に向けて順調に進んでおり、継続的な営業レバレッジと資本創出を支えている、と同レポートは述べている。 RBCはトロント・ドミニオン銀行の目標株価を156カナダドルから173カナダドルに引き上げ、投資判断を「アウトパフォーム」に据え置いた。
Price: $120.44, Change: $-0.65, Percent Change: -0.54%