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米国の鉱工業生産は4月に回復、製造業と公益事業の生産が牽引

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米国の鉱工業生産は4月に0.7%増加し、ブルームバーグが東部時間午前7時30分時点でまとめた調査結果の0.3%増を上回った。3月は上方修正され0.3%減だった。 製造業生産は前月の0.1%増に続き、4月は0.6%増加した。特に自動車・部品は3.7%増と大幅に伸びた。自動車生産の増加分を除くと、製造業生産は0.3%増となる。 鉱業生産は3月の1.6%減に続き、4月は0.1%減となった。 公益事業生産は3月の1.4%減に続き、4月は1.9%増加した。 設備稼働率は3月の75.7%から4月は76.1%に上昇した。市場予想の75.8%への小幅な上昇を上回った。 連邦準備制度理事会(FRB)が毎月発表する鉱工業生産統計は、製造業、公益事業、鉱業における生産の伸びを測定したものです。製造業データは、長期消費財(耐久財)と短期消費財(非耐久財)に分類され、自動車生産が重要な構成要素となっています。また、生産者がどれだけの余剰生産能力を有しているかを示す設備稼働率も含まれています。 鉱工業生産が予想を上回る数値を示すと、通常は株式市場にとって強気材料となりますが、製造業、鉱業、公益事業といったセクターにとっては、各月のデータの推移によっては弱気材料となる可能性があります。 一般的に、債券市場はインフレ率の鈍化を示すシグナルとして、鉱工業生産の伸びが鈍化することを好みますが、パンデミックのような供給逼迫時には、生産の伸びが鈍化し、インフレ率が上昇する状況も起こり得ます。

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