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米加貿易戦争により、カナダ銀行が金利を据え置く根拠が強まるとエコノミストらは指摘

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BMOキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、ロバート・カブチッチ氏とジェニファー・リー氏は月曜日のレポートで、米中貿易協議の決裂に伴う不確実性の高まりは、カナダ銀行が金利を据え置く根拠を強めるものだと指摘した。 土曜日に発効した一部のカナダ製品に対する米国の新たな関税はインフレ率を押し上げると予想されるが、カナダの基調インフレ率が低いことを考慮すると、カナダ銀行にとってその影響は管理可能な範囲内にとどまるだろうとエコノミストらは述べている。 RBCエコノミクスは土曜日のレポートで、「これらの新たな関税によるマクロ経済への広範な影響は、カナダ銀行が利下げに本格的に舵を切るほどのものではないと予想している」と記した。 金曜日遅く、カナダのマーク・カーニー首相は、米国が土壇場で提案内容を変更したことは「不公平」かつ「非経済的」であるとして、新たな特定関税に関する協議を中断した。米国は協議決裂の責任はカナダにあるとし、カーニー首相が週初めに合意した条件を拒否したと付け加えた。 カナダの報復関税はインフレ圧力を高める可能性があるものの、過去の報復関税は消費者物価指数への影響はごくわずかで、ピーク時でも小数点以下数ポイントの上昇にとどまった。エコノミストらは、これらの関税の影響は物価水準の一時的な上昇に過ぎず、持続的なインフレ要因とはならなかったと指摘している。 CIBCキャピタル・マーケッツのエコノミスト、エイブリー・シェンフェルド氏とアンドリュー・グランサム氏は日曜日のレポートで、「今回のケースでも同様にインフレへの影響はごくわずかと予想され、したがって、貿易戦争の激化によって経済成長がマイナスの影響を受ける場合、金利が長期にわたって低水準に維持される可能性がある」と述べている。 カナダ銀行(BoC)の7月のコアインフレ率は平均2.0%、食品とエネルギーを除いた従来のインフレ率は1.9%だった。いずれの指標もBoCの目標範囲内に収まっている。 貿易摩擦は、カナダ銀行(BoC)が今年、エネルギー価格高騰による総合インフレ率の上昇に対し、利上げを見送ってきた理由の一つであり、UBSグローバル・リサーチのエコノミストは月曜日のレポートで、最新の動向は金利据え置きの根拠をさらに強めるものだと指摘した。 多くのエコノミストは、景気成長への影響がインフレ上昇圧力を上回ると考えているものの、中央銀行の利下げ余地拡大の可能性は高まっている。 「しかしながら、中期的に見ると、景気低迷を背景に、リスクはややハト派寄りに傾く。BoCは、関税の悪化をさらなる利下げの潜在的な理由として具体的に挙げている」とBMOのエコノミストは付け加えた。

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