木曜日の早朝、米ドルは主要貿易相手国通貨に対して上昇しました。この日は経済指標の発表が目白押しで、午前8時30分(東部時間)からは週間新規失業保険申請件数、4月の小売売上高、4月の輸出入価格データが発表されます。 午前10時(東部時間)には3月の企業在庫データが、続いて午前10時30分には週間天然ガス在庫データが発表される予定です。また、正午頃にはアトランタ連銀による第2四半期GDPのナウキャスト(速報値)が発表されます。 午後5時45分(東部時間)にはニューヨーク連銀のジョン・ウィリアムズ総裁、午後7時(東部時間)にはマイケル・バー連邦準備銀行の理事が講演を行う予定です。 木曜日の為替レートの動向を簡単にまとめると以下のようになります。 ユーロ/米ドルは、水曜日の米国市場終値1.1714から1.1706に下落しました。水曜日の午前同時刻には1.1713でした。木曜日はユーロ圏の経済指標の発表はありません。次回の欧州中央銀行(ECB)会合は6月11日に予定されています。 英ポンド/米ドル(GBP/USD)は、水曜日の米国市場終値1.3523から1.3516に下落しましたが、水曜日の午前時点では1.3504を上回っていました。木曜日に発表されたデータによると、英国の3月のGDPは予想外に増加し、第1四半期の成長率は前期比で加速しました。また、英国の消費者信頼感指数は5月に改善しました。次回のイングランド銀行(CBE)会合は6月18日に予定されています。 米ドル/円(USD/JPY)は、水曜日の米国市場終値157.8721から157.9264に上昇し、水曜日の午前時点では157.8270でした。昨夜発表されたデータによると、日本のマネーサプライは4月に増加しました。次回の日本銀行(JPY)会合は6月15~16日に予定されています。 米ドル/カナダドル(USD/CAD)は、水曜日の米国市場終値1.3705から1.3717に上昇し、水曜日の午前時点では1.3693でした。カナダの3月の自動車卸売販売台数と新車販売台数は、東部標準時午前8時30分に発表される予定です。次回のカナダ銀行の金融政策決定会合は6月10日に予定されています。
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3月の米企業在庫は0.9%増加(市場予想の0.9%増とほぼ一致、前回は0.4%増)
4月の米小売売上高は予想通り増加、ガソリン販売も引き続き上昇
ブルームバーグが東部時間午前7時35分時点でまとめた調査によると、米国の小売売上高は4月に前月比0.5%増加し、予想通りとなった。前月は1.6%増だった。 自動車販売が0.4%減少したのを除くと、小売売上高は0.7%増加し、これも予想通りだった。3月は1.9%増加していた。 自動車販売とガソリンスタンド販売の2.8%増を除いた小売売上高は、3月の0.7%増に続き、4月は0.5%増となった。飲食サービス業の売上高は、前月の0.1%増に続き、4月は0.6%増加した。 家電、食料品、スポーツ用品、非店舗型小売店の売上高も顕著に増加したが、家具と衣料品の売上高は減少した。 米国商務省が発表する月次小売売上高統計は、経済成長の大部分を占める小売商品と食料品への支出を測定している。この報告書は財への支出を対象としており、サービス支出に関する報告書は毎月後半に発表されます。 投資家は、食品サービス、自動車、ガソリン、建築資材を除外したコントロールグループに注目しています。なぜなら、このデータは経済成長率を測定するGDP報告書に直接反映されるからです。 データが米国経済の好調さを示せば、一般的に株式市場にとっては強気材料となり、債券市場にとっては弱気材料となります。
4月の米国の輸入物価と輸出物価はともに予想以上に上昇した。
米国の輸入物価は4月に1.9%上昇し、ブルームバーグが東部時間午前7時35分時点でまとめた調査で予想されていた1%上昇を上回り、3月の0.9%上昇よりも速いペースで推移した。 石油価格の19.0%上昇を除くと、輸入物価は3月の横ばいから一転、4月は0.7%上昇した。4月の予想上昇率は0.5%だった。 全燃料価格の16.3%上昇を除くと、輸入物価は4月に0.8%上昇した。 輸出物価は4月に3.3%急上昇し、予想の1.2%上昇を大きく上回り、3月の1.5%上昇に続く上昇となった。農産物価格の1.6%上昇を除くと、輸出物価は3.4%上昇した。