ホルムズ海峡を通過する船舶の航行が滞っていたため、ウェスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)原油は火曜日に下落して取引を終えた。 8月渡しのWTI原油は1.8%安の1バレル69.50ドルで引け、8月渡しのブレント原油は0.3%安の72.92ドルで取引を終えた。 この下落は、米国とイランがカタールで和平合意を目指して協議を行っている中で起こった。この和平合意は、世界の海上石油貿易の約5分の1が通過する要衝であるホルムズ海峡の航行を混乱させている4カ月に及ぶ紛争の終結を目指している。 週末の米イランによる攻撃再開を受けて一時的に停止していたペルシャ湾のタンカーは、再び海峡の航行を再開した。ニューヨーク・タイムズ紙は、追跡会社Kplerのデータに基づき、月曜日に40隻のタンカーが湾を出たと報じた。これは日曜日の24隻から増加している。 ホルムズ海峡の航行再開により、原油価格は過去1ヶ月で23%、第1四半期末からは30%下落し、2020年以来最大の下げ幅となった。 「原油価格は直近の安値付近で比較的狭いレンジで推移しているものの、パンデミック発生以来最大の四半期下落となる見込みだ。ホルムズ海峡を通過する原油の流れは加速し続けており、モルガン・スタンレーは、これまで滞留していた原油の放出が短期的な供給過剰を引き起こし、価格にさらなる下落圧力をかける可能性があると警告している」とサクソバンクは記している。
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