塩野義製薬 (TYO:4507) とF2Gは、標準的なアゾール系抗真菌薬が使用できない侵襲性アスペルギルス症患者を対象とした抗真菌薬「オロロフィム」の第3相臨床試験で良好な結果が得られた。
この試験ではオロロフィムは既存の静脈内投与薬と同等の効果を示し、42日後の生存率も両群で約76%とほぼ同等であった。
重要な点として、この新薬は副作用がはるかに少なく、特に既存薬で大きな懸念となっている腎臓関連の副作用が軽減された。
この薬剤は既に米国食品医薬品局(FDA)のブレークスルー医薬品指定を受けており、両社は今後、米国、欧州、アジアでの承認申請を行う予定である。
承認されれば、20年以上ぶりの新クラスの抗真菌薬となり、免疫力が低下した脆弱な患者にとって待望の経口治療薬となる。