三菱電機(東証:6503)とソニーグループ(東証:6758)傘下のソニーセミコンダクターソリューションズは、工場自動化向けAI搭載ビジョンセンサーの開発を目的とした合弁会社を設立することで合意した。
この合弁会社「Advanced Vision Solutions」は、三菱電機が60%、ソニーセミコンダクターが40%の出資比率となる。合弁会社の財務条件は公表されていない。
事業開始は、関係当局の承認を条件として、2026年10月を予定している。
新会社は横浜に本社を置き、小林民樹氏が代表を務める。
同提携は、ソニーセミコンダクターのイメージセンサーとエッジAI技術を三菱電機の工場自動化システムと組み合わせることで、人件費削減を目指す製造業をターゲットとする。
両社は、この合弁会社が、これまで収集・活用が困難だった製造現場の状況、製品品質、設備性能、保守データなどを追跡・分析することを目的としていると述べている。
三菱電機は、2024年5月にローンチしたファクトリーオートメーション向けデジタルプラットフォーム「Serendie」に、同ビジョンデータを統合する計画である。
2025年1月、三菱電機はSerendie Street Yokohamaプロジェクトを完了し、デジタルトランスフォーメーションプロジェクトにおける協働のための共創空間を開設した。
「フィジカルAIをはじめとする様々なアプリケーションを活用した高度な自律制御を実現することで、クライアントに新たな価値を提供するとともに、労働力不足といった社会課題の解決にも貢献したいと考えている」と、三菱電機上席執行役員 FAシステム事業本部長 の都築貴之氏は述べている。