フィッチ・レーティングスは日曜、日本の大手証券会社5社の収益性は、3月期決算で堅調な業績を上げた後、近年のピークから低下する見込みだと発表した。 フィッチは、外部環境の変動性の高まりとマクロ経済の課題を背景に投資家心理が緩和することで、収益の伸びが鈍化すると指摘した。 格付け会社によると、各社は3月期決算で堅調な売上高と利益を計上し、純営業収益は平均10%増加した。 フィッチは、各社は資産運用・ウェルスマネジメントと顧客中心のビジネスモデルに注力することで収益の安定化を図るとともに、事業運営の不確実性の中でリスク管理を強化していくと予測している。 フィッチによると、野村ホールディングス(東証:8604)と大和証券グループ(東証:8601)は引き続き強固な資本バッファーを維持し、業界全体のレバレッジは概ね安定的に推移し、流動性も高い水準を維持する見込みだ。 フィッチは、取引量の多さ、市場のボラティリティの高まり、円金利の正常化といった要因を背景に、同セクターの見通しは依然として中立的であると述べた。
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