ナショナル・バンクは、トランスアット(TRZ.TO)の投資判断を「セクター・パフォーム」から「アンダーパフォーム」に引き下げ、目標株価も0.75ドル引き下げて2.25ドルとした。これは、同社の第2四半期決算発表を控えての措置である。 アナリストのキャメロン・ドーケンセン氏は、今回の格下げは主にジェット燃料価格の高騰によるものであり、今後数四半期にわたってトランスアットの収益を大きく圧迫するだろうと述べている。「トランスアットが対象とした2025年下半期のジェット燃料の平均スポット価格は1リットルあたり0.89カナダドルだったのに対し、今夏の平均価格は1リットルあたり1.45カナダドル(前年同期比63%増)となっている」とドーケンセン氏は指摘する。 トランスアットは燃料サーチャージなどの価格改定を実施しているものの、ドーケンセン氏は、レジャー客を主なターゲットとする航空会社にとって、運賃の値上げは、プレミアム顧客層を多く抱える大手ネットワーク航空会社よりも困難になる可能性があると見ている。 さらに、トランスアットは長距離路線に注力しており、そこでは2月下旬からのジェット燃料価格の高騰を反映しない価格で、より多くの座席が事前に販売されている、と彼は付け加えた。
Price: $2.68, Change: $-0.04, Percent Change: -1.47%