シンガポールの7月の製造業生産高は、人工知能(AI)への堅調な需要を背景に増加したが、前月と比べると伸びは鈍化した。
シンガポール経済開発庁(EDB)が水曜日に発表したデータによると、製造業生産高は前年同月比6.8%増となり、6月の7.5%増から伸びが鈍化した。
今月の伸び率は、Investing.comの予想である6.7%を上回った。
バイオメディカル製造業を除くと、製造業生産高は前年同月比8%増となった。
7月はほぼすべての産業クラスターで前年同月比増を記録し、中でも精密工学はAI関連システムの需要継続により17.7%増と最も高い伸びを示した。チップや半導体部品、光学機器、電子コネクタ、金属精密部品の生産増加が、このクラスターの生産高を押し上げる主要因となった。
エレクトロニクスは11.2%増で2位となり、情報通信機器と家電製品の生産増加が貢献した。
一方、陸上・航空宇宙機器の生産は、輸送機械産業クラスターを10.8%の成長率で第3位に押し上げた。
しかし、バイオメディカル製造は、医療機器の輸出受注の低迷に加え、製造される医薬品有効成分の構成が変化したため、5.3%減少した。
石油・石油化学製品の需要低迷に加え、工場のメンテナンス作業や原料供給の混乱も、化学製品の生産量を10.6%引き下げた。