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カナダ銀行は金利を据え置き、インフレ率の上昇と成長リスクの低下を背景に、政策調整の可能性を残した。

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カナダ銀行は水曜日、予想通り政策金利を据え置いた。これは、カナダと米国の緊張再燃と、今後数週間で両国関係が改善するかどうかの不確実性を背景としている。 カナダ銀行は、翌日物金利の目標を2.25%、政策金利を2.5%、預金金利を2.20%に据え置いた。これで7回連続の政策金利据え置きとなった。 カナダ銀行は政策決定声明の中で、中東紛争の継続とホルムズ海峡のほぼ閉鎖により、インフレリスクが高まっていると指摘した。原油価格の高騰、精製マージンの増加、そして米国とカナダによる新たな関税措置が物価上昇圧力を強める可能性があるという。 ティフ・マックレム総裁は記者会見の冒頭で、「インフレの上振れリスクは高まっており、新たな関税措置によって成長見通しはより不確実になっている」と述べた。「政策理事会は、景気回復の持続性とインフレ見通しを評価し、必要に応じて金融政策を調整する用意がある」と付け加えた。 米加貿易交渉は8月21日に決裂し、両国関係は過去最低水準に達した。米国は約200億ドル相当のカナダ製品に50%の関税を課し、これに対しカナダは同額の報復関税を発表、火曜日から発効予定となっている。 今回の米国の関税措置は、投資の不確実性や雇用計画の見通しの悪化を背景に、経済見通しをさらに不透明にしている。一方、カナダの報復措置は消費者物価上昇圧力の増大を招く恐れがある。 カナダ銀行(BoC)にとっての最大の課題は、インフレリスクの上昇と経済成長の鈍化とのバランスを取ることであり、両方の圧力が同時に顕在化した場合にどのように対応するのかは不透明だ。 マックレム総裁は、水曜日午前10時30分(東部時間)に政策決定に関する記者会見を開く予定だ。

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