BMOキャピタル・マーケッツは木曜日のレポートで、カナダ経済は第2四半期に力強い成長を遂げると予想している。エネルギー価格の高騰を背景に輸出が急増し、自動車を含むその他の商品も以前の貿易摩擦からの回復を見せ始めている。 この改善により、経常収支黒字は2008年以来最大の経済規模に達し、同行が金曜日に発表される実質GDP成長率を年率換算で約4%と予測する主な理由となっている。 BMOのシニアエコノミスト、シェリー・カウシク氏は、米国との貿易戦争が激化するにつれ、第3四半期に向けて見通しはより厳しくなったと指摘する。同じく金曜日に発表される7月のGDP速報値は、米国による新たな関税脅威に対する経済の反応を早期に把握する指標となるだろう。 同エコノミストは、製造業、小売業、卸売業などの速報値はマイナスだったものの、労働時間は堅調に推移したと付け加えた。貿易は関税導入前の買いによって一時的に押し上げられた可能性もあるが、その効果は8月までに薄れるとみられる。 「今週発表された様々な関税、報復関税、そして政府支援策を考慮すると、今後1年間何も変化がなければ、経済成長率は約0.5ポイント低下すると推定される。ただし、これは大きな前提条件だ」とカウシク氏は述べた。 カナダ銀行にとって、報復関税による成長率の低下とインフレ率の上昇は、難しいトレードオフを生み出す。 BMOによると、総合的に見るとリスクはハト派寄りだが、短期的な措置は考えにくい。政策当局者と市場は、貿易摩擦の激化の影響を示す兆候を探るため、今後発表されるデータに注目するだろう。
関連記事
ニュージーランドの7月の就業者数が増加
ニュージーランド統計局が金曜日に発表した報告書によると、7月の雇用者数は季節調整済みで前月比0.3%増の236万人となり、全産業で雇用者数は236万人に達した。 7月の実際の雇用者数は234万人で、前年同月比0.8%増となった。 公共行政・安全保障分野の雇用者数は前年同月比4%増となった一方、専門・科学・技術サービス分野は1.1%減少した。 地域別に見ると、カンタベリー地方が2025年7月比で2.2%増と最も雇用者数が増加した一方、ノースランド地方は2.1%減少した。
ニュージーランドの消費者信頼感指数は8月にやや低下したとANZ銀行が発表
ANZリサーチが金曜日に発表した報告書によると、ニュージーランドのANZ-ロイ・モーガン消費者信頼感指数は8月に1ポイント低下し98となった。依然として平年を下回っているものの、4月に記録した最低値からは18ポイント上昇している。 この結果は、大型家庭用品の購入に適した時期だと考える世帯の割合が5ポイント低下しマイナス12となったことを受けてのもので、小売業の苦戦が続いていることを示している。 現状指数は前月の88.5から83.4に低下した一方、将来指数は106.5から107.7へとわずかに上昇した。 7月に若干改善が見られたものの、前年同月比での現在の個人経済状況に対する認識は、マイナス16%からマイナス21%へと大幅に低下し、改善分の大部分を失った。 ANZは「ガソリン価格は前月の最終週に急騰し、平均で7月よりも高い水準で推移した。これが現在の経済状況に対する認識に影響を与えた可能性がある」と述べている。 さらに、報告書によると、今後2年間のインフレ予想は4.7%と比較的安定している一方、住宅価格の上昇予想は2.6%から2.5%に緩和した。
日本の7月の失業率は2.4%に低下
総務省が金曜日に発表したデータによると、日本の7月の季節調整済み失業率は2.4%に低下した。 この数値は、Investing.comが追跡していた市場予想の2.5%を下回り、前月の2.5%とほぼ同水準だった。 失業者数は169万人で横ばい、就業者数も6850万人で横ばいだった。