CIBCキャピタル・マーケッツは水曜日のレポートで、カナダと米国の金利は2028年までに部分的に収束すると予想され、これは主に両経済の投資動向の違いを反映していると述べた。 CIBCキャピタル・マーケッツのマネージング・ディレクター兼チーフ・エコノミストであるエイブリー・シェンフェルド氏は、米国の人工知能関連投資の伸びの鈍化が金利を押し下げる一方、カナダの投資は政府の施策、より有利な規制環境、大規模資本プロジェクトの進展に支えられ、歴史的に低迷していた水準から回復すると予想されると記した。 シェンフェルド氏は、「金利が中立的な水準にあるということは、経済の追い風でも逆風でもなく、カナダが潜在的な(インフレを伴わない)成長軌道を維持できることを意味する」と述べた。 同行は、カナダの人口動態の見通しがより良好であることから、非永住者の減少による悪影響が軽減され、住宅、インフラ、生産能力への投資が促進されると予想している。一方、米国の移民政策の厳格化は、成長を支える人口動態的要因を弱め、長期的な経済成長力を圧迫する可能性がある。 カナダの家計が2027年以降に超低金利住宅ローンの借り換えを完了するにつれ、経済活動は家計支出を支える低金利への依存度を低下させると予想される。カナダの中立金利の上昇は、政策の段階的な正常化を支えると予想されるが、市場は調整を時期尚早に織り込んでいる可能性があると、同行は指摘している。 CIBCは、持続的な成長回復と最終的な需給ギャップの解消を前提として、2027年後半に50ベーシスポイントの利上げサイクルを予測している。 米国では、2028年までに中立金利が低下すると、連邦準備制度理事会(FRB)は完全雇用を実現するために、より緩和的な政策スタンスを取る必要があることを示唆している。短期的なインフレリスクは追加的な利上げを正当化する可能性があるものの、中立金利の低下に伴い、利上げは反転される可能性が高く、2028年までに政策金利は現在の水準を下回ると同行は予測している。 「もし事態が我々の予測通りに展開すれば、2028年を迎える頃には政策金利の差はさらに縮まる可能性があるという我々の予測の根拠はそこにある」とシェンフェルド氏は述べた。
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