オーストラリアがガス輸出税の引き上げを計画していることに対し、主要輸出国の一つである日本は反対運動を展開しているが、エネルギー経済・金融分析研究所(IEEFA)は木曜日、オーストラリアはこの問題に関して毅然とした態度を取るべきだと主張した。 高市早苗首相が近日中にオーストラリアを公式訪問する予定であり、ガス政策が議題に上がる可能性が高いことから、この問題は喫緊の課題となっている。 IEEFAは、日本がオーストラリアの輸出税引き上げを阻止しようとするのは、商業的な利益が主な動機であり、エネルギー危機下においては、あらゆる関係者の供給確保が最優先されるべきだと主張している。 オーストラリア国内市場では今後ガス不足が見込まれ、輸出が継続または増加すればその傾向はさらに強まる。IEEFAは、オーストラリアは他国の商業的利益ではなく、自国の消費者の安全確保を最優先すべきだと述べている。 「日本政府と企業によるロビー活動は、少なくとも部分的にはエネルギー安全保障への懸念を反映している可能性があるが、明らかに商業的な機会を狙ったものでもある」と、IEEFAの報告書は述べている。 「近年、日本企業は、地域全体のLNG需要拡大を目指す政府計画の一環として、南アジアおよび東南アジア全域でLNG輸入とガスインフラへの投資を行っており、日本企業によるLNG販売量は近年増加傾向にある」と報告書は指摘している。 また、オーストラリアの政策変更は日本の商業的利益に影響を与える可能性があるものの、エネルギー供給の安全保障を脅かすものではないとしている。 日本金属エネルギー安全保障機構によると、2024年の日本の液化天然ガス再販量は4400万トンで、同年のオーストラリアの輸入量の約1.7倍に相当する。 日本は2025年に推定598~756ペタジュールのオーストラリア産LNGを他国市場に輸出した。 「供給安全保障への懸念が高まる中、オーストラリアの政策立案者は、日本のロビー活動の根底にある商業的動機を認識することが極めて重要である」と報告書は結論付けている。 「オーストラリアは、日本のエネルギー安全保障に影響を与えることなく、国内の供給安全保障を確保する国内ガス政策を実施できる。問題は、政策立案者が国内ガス利用者を保護する勇気を持てるかどうかだけだ。」
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