-- シェル(SHEL)は、カナダのエネルギー企業ARCリソーシズを約164億ドル(負債を含む)で買収することで合意した。この買収により、シェルはカナダのモントニー・シェール層へのエクスポージャーをさらに拡大することになる、と両社は月曜日に発表した。 この買収により、シェルは直ちに日量約37万バレル相当の石油生産能力を獲得し、2030年までの年間生産量増加率を従来の1%から約4%に引き上げる見込みだ。 また、この買収により、確認埋蔵量および推定埋蔵量が日量約20億バレル相当追加される。 シェルは合意に基づき、ARCの株主に対し、現金と株式を組み合わせた形で対価を支払う。ARC株1株につき、現金8.20カナダドル(6.02米ドル)とシェル株0.40247株が支払われる。 この対価は、ARC株1株あたり約32.80カナダドルの価値に相当し、ARC株の過去30日間の出来高加重平均価格に対して20%のプレミアムとなる。 今回の買収における株式部分は約136億ドルと評価され、シェルはさらに28億ドルの純負債を引き継ぐ。 シェルのCEO、ワエル・サワン氏は、今回の買収によってカナダのモントニー・シェール層におけるシェルの地位が強化されると述べ、ARCを「高品質かつ低コスト」の生産者であり、低炭素排出資産を保有し、シェルの既存事業基盤を補完するものだと評した。 合併後の会社はモントニー層において相当な面積を保有することになり、ARCはシェルの既存保有面積約44万エーカーに加え、150万エーカー以上の純面積を保有することになる。 これらの資産は、シェルが40%の株式を保有するLNGカナダ施設への供給を含め、カナダにおけるシェルの拡大するLNG事業を支えるものと期待されている。 シェルは、この買収によって2桁の収益が見込まれ、2027年から1株当たりフリーキャッシュフローの増加に貢献するとともに、買収完了後1年以内に年間約2億5000万ドルのコスト削減効果が得られると発表した。 同社は、買収に必要な現金部分約34億ドルを既存の設備投資枠内で賄い、2027年と2028年の年間設備投資計画である200億ドルから220億ドルの範囲を維持する予定だと述べた。
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