ホルムズ海峡封鎖が続く場合、世界の石油・ガス使用量は減少する必要があると米連邦準備制度理事会(FRB)代表が発言
ダラス連邦準備銀行のロリー・ローガン総裁は、ホルムズ海峡の閉鎖が長期化すれば、世界の石油・ガス消費量は減少を余儀なくされ、増産努力は失われたエネルギー量のほんの一部に過ぎないと述べた。 ローガン総裁は水曜日、東京で開催された日本銀行金融経済研究所の会議で講演し、石油・ガス消費量は「これまで以上に大幅に減少する必要がある」と警告した。 イラン・イラク戦争勃発前、世界の液化天然ガスと原油の約5分の1がホルムズ海峡を経由して輸送されていた。イランは、海峡を通航しようとする船舶への攻撃を予告し、実際に攻撃を行っている。 ローガン総裁は、「経済への影響は、最終消費者が他のエネルギー源に切り替えたり、エネルギーをより効率的に利用したりできるかどうか、あるいは経済活動を縮小せざるを得ないかどうかに左右されるだろう」と述べた。 彼女は、ダラス連銀が最近実施した業界幹部への調査に基づくと、米国の国内石油生産量は2026年末までに日量25万バレル、2027年には日量50万バレルの増加にとどまる見込みだと指摘した。 一方、長期にわたる海峡閉鎖により世界の供給量は日量1300万バレル減少しており、これまでのところ在庫の取り崩しによって不足分が補われているものの、その備蓄は「有限」であると彼女は述べた。 「いずれにせよ、エネルギー市場はそう遠くないうちにほぼ均衡状態に達するだろう」と彼女は述べ、「石油が供給されなければ、世界はそれを消費できない」と付け加えた。