原油価格と中東情勢の見通しがウォール街の取引開始前の株価を押し下げ、アジアとヨーロッパの株価は下落。
木曜のウォール街先物は、原油価格の世界的な上昇が続く中、またペルシャ湾での戦闘継続の報道をトレーダーが注視する中で、小幅安で取引開始を終えた。 水曜日に史上最高値を更新した後、S&P500種株価指数は先物で0.5%下落し、ナスダック総合指数も同じく0.5%下落した。ダウ平均株価は0.7%安だった。 ホルムズ海峡の封鎖が続く中、ウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)原油は午前中の取引で1.6%上昇し、1バレル94.43ドルとなった。 アジア市場は夜間取引で概ね下落し、欧州市場は正午時点で小幅安で推移した。 設備レンタル会社のユナイテッド・レンタルズ(URI)は、水曜遅くに発表した第1四半期の1株当たり利益(EPS)と売上高が市場予想を上回り、好調な業績見通しを発表したことを受け、取引開始前に13.7%上昇した。 サーモフィッシャーサイエンティフィック(TMO)は、取引開始前に4.7%下落した。これは、同社が第1四半期の1株当たり利益(EPS)と売上高が予想を上回ったものの、業績見通しを控えめに発表したことが背景にある。 経済指標としては、午前8時30分(米国東部時間)に週間新規失業保険申請件数とシカゴ連銀全米活動指数(3月)が発表される。 午前9時45分にはS&Pグローバル米国総合購買担当者景気指数(PMI)速報値が発表される。 午前10時30分には米エネルギー情報局(EIA)の週間天然ガス統計、午前11時にはカンザスシティ連銀製造業景況指数(4月)が発表される。 プレマーケット取引では、ビットコインは77,307ドル、米国10年債利回りは4.32%、金現物価格は1オンスあたり4,688ドルで取引された。