TDエコノミクスは、ワールドカップは国家経済よりも地域経済にプラスの効果をもたらすと予測している。
カナダが2026年FIFAワールドカップを共同開催するのに伴い、6月にトロントとバンクーバーで13試合が開幕するが、国内経済へのプラス効果は限定的と予想されるものの、地域経済への影響は「絶妙なタイミング」で、一定の経済効果をもたらすだろうとTD銀行は述べている。 TD銀行は、テイラー・スウィフトのコンサートツアーなど他の観光イベントと同様に、ワールドカップ開催に合わせてホテル、レストラン、レクリエーション施設などの価格が上昇し、需要とインフレが一時的に増加すると予想している。 「これは全体的なデータではほとんど目立たないだろうが、ブリティッシュコロンビア州とオンタリオ州が貿易とエネルギーショックによる悪影響を最も大きく受けている時期に起こる」とTD銀行は述べ、さらに「オンタリオ州では、GDP(国内総生産)が四半期比で0.2%の一時的な年率上昇が見込まれる」と付け加えた。ブリティッシュコロンビア州では、四半期ごとの効果は前期比で最大0.5%に達する可能性がある。 これらの効果は一時的なものであり、年間数値では相殺されるものの、成長の勢いは他の経済問題による痛みを一時的に和らげる「特効薬」として機能する可能性がある、と報告書は述べている。