最新情報:イランが米国の新たな和平提案を検討中、ドルと利回りが穏やかになる中、金価格が上昇
(価格更新) 金価格は木曜午後、イランと米国の和平合意の見通しが不透明な状況にもかかわらず、ドルと金利の落ち着きを受けて、序盤の下げ幅を縮小し、小幅上昇した。 6月限の金先物価格は、一時4,488.30ドルまで上昇した後、7.70ドル高の4,543.00ドルで取引されている。 この下落は、米国が水曜日にイランに新たな和平提案を送ったことを受けてのものだ。イランは正式な回答はしていないものの、報道によると、イランの最高指導者は米国の主要な要求事項である核開発計画の停止を拒否しており、エネルギーインフレが金利上昇につながるとの懸念から、原油価格、ドル、金利が上昇している。貴金属価格は、インフレ懸念が債券利回りとドルを押し上げ、いずれも金価格にとって弱気要因となっているため、3月下旬以降、レンジ相場が続いている。 サクソバンクは、「貴金属は現在、債券利回り、ドル、原油価格と異常に高い逆相関を示しており、現在の価格変動を左右する反応関数を浮き彫りにしている」と指摘した。 ドルは序盤に上昇し、ICEドル指数は一時99.52まで上昇した後、0.08ポイント高の99.17で推移した。米国債利回りもセッション中の高値から低下し、2年債利回りは0.6ベーシスポイント低下の4.062%、10年債利回りは2.9ベーシスポイント低下の4.563%となった。