最新情報:トランプ大統領が戦争は「終わりに近づいている」と主張する一方で、供給懸念が続く中、WTI原油価格は1セント上昇して取引を終えた。
水曜日のWTI原油先物価格は1セント上昇して取引を終えた。トランプ米大統領がイランとの戦争は終結間近だと改めて宣言した一方、ホルムズ海峡の閉鎖により1日の原油需要の5分の1が市場から遮断されているため、トレーダーたちは供給確保に奔走している。 5月渡しのWTI原油先物価格は0.01ドル高の1バレル91.29ドルで取引を終え、6月渡しのブレント原油先物価格は0.23ドル高の95.02ドルで引けた。 ニューヨーク・タイムズ紙によると、トランプ大統領は水曜日に米テレビ局に対し、戦争は「終結間近だ」と述べた。また火曜日には、イランとの交渉が間もなく再開されるとの見通しを示していた。 しかし、ホルムズ海峡は依然としてほとんどの船舶に対して閉鎖されており、1日の原油需要の20%が市場から遮断されている。イランはタンカーの航行を禁止し続けており、米国はイランの港湾を封鎖している。 「イランによる非イラン産原油の封鎖により、原油の大部分は湾内に留まっている一方、米国の封鎖によってイラン産原油の輸出も阻まれている。つまり、ホルムズ海峡は理論上、両側から閉鎖されている(一部の船舶は通過しているが)。中東産原油で世界市場に到達している唯一の重要な原油は、サウジアラビアがヤンブーを経由して紅海へ送るパイプラインによる輸出だけだ」と、SEBリサーチの商品アナリスト、オレ・フヴァルビエ氏は述べている。 米国の商業用原油在庫は先週、予想外の減少を記録した。エネルギー情報局(EIA)の発表によると、在庫は90万バレル減少したが、ロイターが調査したアナリストのコンセンサス予想では15万バレルの増加が見込まれていた。