最新情報:イランが中国船のホルムズ海峡通過を許可しているとの報道にもかかわらず、WTI原油価格は小幅上昇
イランが中国船のホルムズ海峡通過を許可しているとの報道にもかかわらず、木曜日のWTI原油価格は小幅上昇した。 6月渡しのWTI原油は0.15ドル高の1バレル101.17ドルで取引を終え、7月渡しのブレント原油は0.10ドル高の105.73ドルで引けた。 この上昇は、ロイター通信がイラン国営メディアの報道を引用し、イランが封鎖中のホルムズ海峡を中国船の通過を許可しており、「ここ数時間で」30隻の船舶の通過を認めたと報じたことを受けたものだ。 イランは、米国とイスラエルが開始した戦争の2月28日の開始時に、ホルムズ海峡をほとんどの船舶に対して封鎖し、ペルシャ湾で数百隻の船舶を立ち往生させ、地域諸国からの1日あたりの石油需要の20%を遮断した。 海峡封鎖により、戦争開始以来、原油価格は半値に上昇している。アジア諸国は物資の確保に奔走し、インフレを加速させており、中央銀行が需要抑制のために利上げを余儀なくされるのではないかという懸念が高まっている。米国は今週、先月の卸売物価と消費者物価が急上昇したと発表し、利上げへの懸念がさらに高まった。ただし、CMEのFedWatchツールは、6月17日の連邦準備制度理事会(FRB)政策委員会でFRBが金利を据え置く確率を97.5%と予測している。 イランによる海峡支配は、北京で開催中の習近平中国国家主席とトランプ米大統領の首脳会談の主要議題となっている。ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、両首脳は海峡が国際水路であり続けるべきであり、イランが海峡を通過する船舶から通行料を徴収することを許すべきではないという点で合意した。