スコシアバンクは、中東での銃撃戦をめぐり世界の市場は「ほとんど騒ぎ立てず」、データ待ちの状態だと述べている。
スコシアバンクによると、今週の金融情勢は水曜日の米国消費者物価指数(CPI)発表と、翌日の欧州中央銀行(ECB)の政策決定を控えたカナダ銀行の政策決定発表を皮切りに、急速に盛り上がりを見せる見込みだ。 同行は、火曜夜に米国とイランが銃撃戦を繰り広げた件については「大きな騒ぎにはならなかった」と指摘。原油価格はほぼ横ばいだった。 スコシアバンクによると、米国CPI発表を控え、米国債、英国債、ユーロ圏国債の利回りはやや「神経質」な動きを見せており、米国債、英国債、ユーロ圏国債ともに若干の下落傾向が見られる。 株式市場は概ね下落しており、米国先物は0.75%から1%超、トロント証券取引所(TSX)先物は0.5%、欧州現物市場は0.5%前後で推移している。 同行によると、米ドル(USD)は韓国ウォン(KRW)、カナダドル(CAD)、欧州通貨に対しては下落しているものの、円(JPY)、豪ドル(AUD)、ニュージーランドドル(NZD)に対しては上昇しており、まちまちの動きとなっている。 日本銀行の上田和夫総裁が入院し、来週の金融政策決定会合を欠席するものの、7月には復帰する見込みとの報道にもかかわらず、円は安定している。スコシアバンクによると、市場は来週の利上げを織り込んでいる。