ペルシャ湾の混乱と債券利回りの上昇が欧州株式市場の正午の取引を冷え込ませる
火曜日の正午、欧州株式市場は下落した。トレーダーらは、ペルシャ湾での新たな衝突、原油価格の上昇、債券利回りの上昇を懸念していた。 欧州の取引フロアでは石油関連株が上昇を主導した一方、銀行、テクノロジー、不動産株は出遅れた。 北海ブレント原油先物(期近)は正午時点で3.5%高の1バレル86.19ドルとなった。 指標となる10年物ドイツ国債の利回りは上昇し、3.09%付近で推移し、15年ぶりの高水準を試している。 投資家はウォール街の先物市場のまちまちの動きにも注目したが、アジア市場ではテクノロジーセクターの回復と北京からの6月の国際貿易統計の好調な発表を受け、前日の取引を上昇して終えた。 経済ニュースでは、イングランド銀行(BoE)のアンドリュー・ベイリー総裁が議会財務特別委員会で、英国の最大の課題は経済成長であると証言した。ベイリー氏は、ペルシャ湾での緊張再燃はインフレと金融不安を悪化させる可能性があると付け加えた。 欧州主要株価指数であるStoxx Europe 600指数は、取引時間中盤で0.4%下落した。 Stoxx Europe 600テクノロジー指数は1.1%下落、Stoxx 600銀行指数は0.8%下落した。 Stoxx Europe 600石油・ガス指数は1.1%上昇したが、Stoxx 600食品・飲料指数は0.5%下落した。 欧州REIT指数であるREITEは1%下落した。 各国の主要株価指数では、ドイツのDAX指数は0.7%下落、ロンドンのFTSE 100指数は0.2%下落した。パリのCAC 40指数は0.7%下落、スペインのIBEX 35指数は1%下落した。 ユーロ・ストックス50指数の変動性指数は5.6%上昇し18.64となり、今後30日間の欧州株式市場の変動性が平均を下回ることを示唆しており、好材料となる。20を上回る数値は市場の変動が激しくなることを示し、20を下回る数値は市場の安定を示唆する。