スイス市場指数は上昇して引け、リシュモンが好調
スイスの主要株価指数であるスイス・マーケット・インデックスは、水曜日の終値で0.46%上昇した。投資家は最新の経済指標や企業決算発表に加え、中東情勢の動向を織り込んでいる。 リシュモン(CFR.SW)は、第1四半期のグループ売上高が前年同期比で54億1000万ユーロから63億3000万ユーロに増加したことを受け、終値で6.68%上昇した。これは、スイスの高級ブランド企業である同社の全地域および全販売チャネルにおける成長が要因となっている。 「グループのオーガニック成長率は+20%となり、セルサイドのコンセンサス予想である+11%のほぼ2倍となった。特に重要なジュエリー・メゾン(JM)は、CFXベースで+24%の成長を記録し、コンセンサス予想を1100ベーシスポイント上回った」とバーンスタインは述べ、グループ全体がコンセンサス予想を大きく上回ったと評価した。 「リシュモンの成長が平均回帰するとの見方は、市場コンセンサスが性急すぎるように思われる。好調な会計年度のスタートを受けて、2027年度の業績予想は大幅に上方修正されると予想される。リシュモンは引き続き当社のトップピック銘柄である。」 一方、ABB(ABBN.SW)は、フランスの炭化ケイ素パワーエレクトロニクスおよび先進制御システム企業であるAdvanticsを非公開の金額で買収する。この取引は第4四半期に完了する見込みだ。電化・自動化グループであるABBの株価は、取引終了時点で2.69%下落した。 「今回の買収により、ABBの直流(DC)製品ポートフォリオが拡大し、データセンター、産業用マイクログリッド、発電、EVインフラなど、効率的なDCソリューションに対する高まる需要に対応できる体制が整う」と、同社は声明で述べた。 地政学的側面では、米国がイランに対する新たな攻撃を開始し、イランはバーレーン、クウェート、ヨルダンの米軍施設を攻撃することで報復した。