中国、第2四半期のGDPデータが低調だったことを受け、7月の基準貸出金利を据え置き
中国人民銀行(PBOC)は月曜日の月例政策決定会合で、基準貸出金利を14カ月連続で据え置いた。最近の経済回復のばらつきを示すデータにもかかわらず、安定路線を選択した形だ。 中央銀行は、企業や家計向け融資の基準となる1年物貸出基準金利(LPR)を3.00%に据え置いた。 この決定は、Investing.comが追跡した市場予想と一致した。 一方、住宅ローンの基準金利である5年物LPRは3.50%に据え置かれた。 PBOCの今回の決定は、経済回復のばらつきが見られる中で、政策当局が金融政策の安定維持をより重視していることを示している。 今回の政策金利据え置きは、北京から発表されたソフトなマクロ経済指標に続くものだ。 中国の第2四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比4.3%増となり、国内消費の低迷により第1四半期の5.0%増から減速した。上半期の輸出は堅調に推移したものの、国内需要指標は軟調で、6月の消費者物価上昇率は予想の1.1%を下回る1.0%に低下し、新規人民元建て融資も予想を下回る1兆6100億元にとどまった。 INGのグレーターチャイナ担当チーフエコノミスト、リン・ソン氏は7月15日付のレポートで、「金融面では、低水準ながらもプラスのインフレ率は、必要と判断されれば中国人民銀行によるさらなる金融緩和を妨げるものではないだろう」と述べた。 7月上旬、中国人民銀行は金融政策を適度に緩和し、国内需要と金融イノベーションを促進するために金融支援を強化すると発表した。 また、中国人民銀行は政策金利に関するより明確なガイダンスと市場金利の改善、そして債券市場の操作状況の評価を求めた。 「政策当局は十分な流動性を維持するために努力しており、今四半期中に利下げが行われる可能性は高いと予想している」とINGのソン氏は述べた。