米国天然ガス最新情報:LNG供給ガス流量の減少を受け、先物価格は小幅下落
火曜日の時間外取引で、米国の天然ガス先物価格は小幅下落した。LNG輸出ターミナルへの供給ガス量が数週間ぶりの低水準に落ち込んだことが、温暖な気候予報や国内需要の堅調さによる下支え効果を相殺した。 ヘンリーハブの期近限月契約と期近限月契約はともに0.28%下落し、100万BTUあたり3.17ドルとなった。 バーチャートがBNEFのデータを引用して発表したところによると、火曜日の米国輸出ターミナルへのLNG純流入量は1日あたり169億立方フィートと推定され、月曜日から0.9億立方フィート減少し、1週間前の水準を7.2%下回った。供給ガス量は5月19日以来の最低水準となった。 エネルギーコンサルタント会社エイジスによると、この減少は主にサビンパスへの供給量減少によるもので、同地では供給パイプラインの停止が引き続き受け入れを制限している。NRGのデータによると、LNG供給ガス需要は4日連続で減少し、さらに0.1億立方フィート減少した。 NRGは、LNGタンカーの入港ペースが鈍化しているため、LNG原料ガスの需要は引き続き減少傾向にあると付け加えた。現在、中国に向かうLNGタンカーは1隻のみで、先週の5隻から大幅に減少している。 一方、ゴールデンパスLNG輸出プロジェクトの操業開始に伴う課題は、輸出需要の見通しに引き続き重くのしかかっている。 損失を抑える要因として、気象予報では今後数日間の冷房需要の増加が見込まれる。バーチャートは、コモディティ・ウェザー・グループが火曜日に発表した予報を引用し、平年を上回る気温が6月11日まで米国中西部と西部全域でエアコンの使用を増加させると予測している。 供給面では、米国のドライガス生産量は火曜日時点で109.1億立方フィート/日と推定され、前年同期比1.9%増加した。 米国本土48州における需要は69.3億立方フィート/日に達し、前年同期比4.8%増加した。セルシウス・エナジーは火曜遅く、電力部門のガス消費量を日量236億立方フィート(Bcf/d)と推定した。これは月曜時点から0.3Bcf/d減少したが、前年同期比では3Bcf/d増加している。 同社はまた、5月21日から27日までの7日間の平均電力消費量は日量322億立方フィート(Bcf/d)で、2025年の同時期と比べて3.2Bcf/d増加したと発表した。これは、温暖な気候が主要人口密集地域に広がるにつれて電力需要が高まっていることを反映している。