ウクライナの原子力発電所付近での軍事活動は安全を脅かす、とIAEAが指摘
国際原子力機関(IAEA)が木曜日に発表した最新情報によると、ウクライナのザポリージャ原子力発電所付近で続く軍事攻撃により、地域の電力網が損傷し、水道供給が途絶え、原子力安全維持に携わる職員に深刻な負担がかかっている。 IAEAによると、最近の地域電力インフラを標的とした攻撃により、市と原子力発電所の両方で水道供給が途絶えている。 予備の地下水井戸が原子炉冷却と重要な安全機能に必要な水を供給し続けているものの、基本的なライフラインの喪失は、職員が直面する脆弱性の高まりを浮き彫りにしている、とIAEAは述べている。 IAEAのラファエル・マリアーノ・グロッシ事務局長は、職員の健康と業務継続のためには、必要不可欠なサービスへの安定したアクセスが不可欠であると述べ、武力紛争下における原子力安全のためのIAEAの7つの柱の重要性を改めて強調した。 こうした運用上の圧力に加え、IAEAの現地監視チームは移動が制限され、継続的な安全保障上の懸念から、敷地外の緊急オペレーションセンターへのアクセスを繰り返し拒否されている。 こうした課題は、ズウォティ原子力発電所の主任技師が局地的なドローン攻撃で死亡したことが確認された後に発生したものであり、原子力発電所職員を標的にしてはならないという国際社会からの警告が改めて発せられた。 一方、ウクライナ各地の補助原子力施設は依然として緊張状態にあり、チェルノブイリのIAEAチームは頻繁な空襲警報と近隣でのドローン活動を報告しており、地域全体のエネルギーインフラに蔓延するリスクを浮き彫りにしている。