米国天然ガス最新情報:貯蔵過剰見通しの拡大を受け、先物価格は3%近く下落
米国の天然ガス先物価格は、週間の在庫報告を控えた木曜日に約3%下落した。これは、在庫過剰の拡大が予測されたためだ。 ヘンリーハブの期近限月契約と継続限月契約はともに2.90%下落し、100万BTUあたり2.64ドルとなった。 Investing.comがまとめたデータによると、米国エネルギー情報局(EIA)が週間天然ガス在庫報告を発表する予定で、在庫への純流入量は960億立方フィートと予測されている。これは前週の590億立方フィート、前年同期の880億立方フィートを大幅に上回る。 さらに、NRG Energyによると、「穏やかでまちまちな春の気候」による住宅および商業需要の低迷がガス需要の減少につながり、市場は下落している。 一方、米本土48州のドライガス生産量は日量1070億立方フィートで横ばい、LNG供給量は日量189億立方フィートでほぼフル稼働状態となっている。 明るいニュースとしては、テキサス州のゴールデンパスLNG社が水曜日、サビンパスにあるターミナルから初のLNG貨物を輸出した。同施設はフル稼働時には年間1800万トンのLNGを輸出する見込みで、世界的な需要の高まりを受けて、米国のLNG輸出量を大幅に増加させることになる。