-- 米イラン和平協議の条件が依然として不透明な中、中東停戦期限が迫る中、火曜日の正午の取引で米国の天然ガス先物価格は上昇した。 期近のヘンリーハブ先物と連続ベンチマーク価格はともに0.15%上昇し、100万BTUあたり2.69ドルとなった。 2週間の停戦期限が近づくにつれ、米イラン停戦協議の行方はますます不透明になっている。イランは協議への参加をまだ決定していないと表明しており、一方、米国のJ・D・バンス副大統領はパキスタンでの協議を主導するために渡航せず、ワシントンに留まったと報じられている。 双方とも、合意に至らなければ戦闘を再開する用意があると警告している。 午前中は、供給過剰を背景に価格は始値から狭いレンジで推移していたが、イスラマバードでの協議開催への懸念から価格が上昇に転じた。 ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、バンク・オブ・アメリカはヘンリーハブ価格の年内予測を0.20ドル引き下げ、3.40ドル/MMBtuとした。供給過剰が背景にあるという。同紙のアナリストは、極寒時には供給が逼迫する可能性があるものの、夏季の供給能力が十分にあるため、猛暑時でも価格の急騰リスクは概ね軽減されると述べている。 米国エネルギー情報局(EIA)は火曜日、4月から10月にかけてのガス注入シーズンを前に、供給状況は比較的安定していると発表した。 米本土48州におけるガス貯蔵量は、補充開始時点で約1兆8900億立方フィートと推定されている。これは昨年の水準と過去5年間の平均をそれぞれ約3%上回っており、ガス注入開始時点では若干の余裕があることを示している。 NRGエナジーによると、ドライガス生産量は過去最高水準をわずかに下回ったものの、週後半には若干減少したため、価格への下支えは限定的だった。 同社によれば、市場全体の軟調な状況を反映し、テキサス州や米国西部の一部地域では、地域ごとの現物価格が一時的に極めて低迷し、一部地域ではマイナス価格を記録する場面もあった。これは、局地的な供給過剰と、温暖な気候条件下における再生可能エネルギー発電の好調を反映したものだ。 LNG輸出は、国内消費の低迷を補う重要な役割を果たし、供給ガス量は1日あたり約189億立方フィートという記録的な水準を維持した。NRGは、この安定した輸出需要が、価格の急落を食い止めるのに役立ったと述べている。
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