-- アラブ首長国連邦(UAE)株式市場は、週末最終取引日となる金曜終値で下落基調を脱し、FTSE ADX総合指数は0.432%、DFM総合指数は0.691%上昇した。 ロイター通信がイランのアッバス・アラグチ外相が金曜夜にパキスタンに到着予定だと報じたことを受け、米イラン和平協議継続への楽観論が再び高まり、世界市場のセンチメントは回復した。ロイターは政府筋の話として、米国の物流・警備チームが既にイスラマバード入りしていると伝えている。 ブレント原油先物価格は、金曜午後3時58分(UAE時間)時点で1バレル104.28ドル前後で推移し、前日比0.75%安となった。 一方、国際エネルギー機関(IEA)は、中東の石油・ガスインフラへの攻撃により、世界の液化天然ガス(LNG)生産量が前年比8%減少したと発表した。カタールとアラブ首長国連邦(UAE)からの供給損失は、3月から4月にかけて合計200億立方メートルに達すると見込まれている。 IEAは第2四半期のガス市場報告書の中で、「中東紛争は、短期的な供給途絶と中期的な供給への影響を総合的に考慮すると、2026年から2030年までのLNG供給量の累計で既に約1200億立方メートルの損失をもたらしている。中東紛争による損失は、2026年から2030年までの世界のLNG供給量の約15%に相当し、最終的には中期的に新たな液化施設の稼働開始によって相殺されるだろう」と述べている。 企業関連では、この地域ではスダテル・テレコミュニケーションズ・グループ(ADX:SUDATEL)の2025年度通期決算報告が発表され、通信・インターネットサービス会社である同社の売上高は4億5250万ドルとなり、過去6年間で最高を記録した。同社の株価は終値で1.81%上昇した。 また、ドバイ・インベストメンツ(DFM:DIC)は、2025年度の1株当たり0.25UAEディルハムの現金配当について株主の承認を得た。これを受けて、同社の株価は終値で1.26%上昇した。
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