ウェスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)原油は木曜日、3営業日連続で下落したが、米国とイランの和平合意の見通しが不透明なことから、日中安値からは回復した。 6月渡しのWTI原油は0.27ドル安の1バレル94.81ドルで取引を終え、一時89.85ドルまで上昇した。7月渡しのブレント原油は0.67ドル安の100.60ドルで取引された。 水曜日のWTI原油価格の7%下落に続く今回の下落は、米国とイランが和平合意に近づいているとの楽観的な見方が強まる中で起こった。しかし、合意の見通しは依然として不透明だ。ガーディアン紙は、トランプ米大統領が合意は「非常に可能性が高い」と述べている一方で、イランメディアはイラン側が提案を検討し、対応を検討している段階だと報じている。 両国間の協議が、世界の石油需要の20%を供給するペルシャ湾岸諸国からの輸出の要衝であるホルムズ海峡の早期再開につながる合意に至るかどうかは不確実だ。2月28日の戦争勃発以来、1000隻以上の船舶が湾岸に閉じ込められており、石油、精製製品、LNG、肥料などの物資供給が不足している。 「即時合意に楽観的になりすぎるべきではない。イラン財務省の報道官は昨日、米国の枠組みの一部を『野心的だが非現実的な提案』と批判し、反論した。これまでのところ、5月2日に発表された14項目の回答で示されたテヘランの要求リストは変わっていない。すなわち、制裁の全面解除、凍結された国家資産の解放、約2700億ドルの賠償金/復興資金(紛争終結の『唯一の方法』)、そしてホルムズ海峡に対するイランの主権を事実上認める新たな多国間メカニズムである」と、SEBリサーチの商品アナリスト、オレ・フヴァルビエ氏は書いている。
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