カナダ国立銀行は火曜日、テラネット・ナショナルバンク総合指数が4月に5ヶ月連続で下落し、不動産価格は前月比0.7%下落したと発表した。 同行によると、これにより過去5ヶ月間の累計価格下落率は3.0%、過去1年間では4.5%となった。しかし、4月の価格下落率は3月の1.0%下落よりも小幅で、中古住宅市場では6ヶ月ぶりに取引件数が増加した。 とはいえ、販売件数は依然として低迷しており、全国の世帯当たりの取引件数は過去平均を25%下回っているとカナダ国立銀行は指摘した。 また、住宅価格の重荷となっているのは依然として住宅購入の負担であり、過去1年間で最も価格下落率が高かったのは住宅価格が最も高い都市で、最も価格上昇率が高かったのは住宅価格が最も高い都市だったことがその証拠だと同行は述べている。 中古住宅市場での取引件数は最近増加傾向にあるものの、住宅市場の持続的な回復を断言するには時期尚早であると、同行は付け加えた。実際、人口減少、年初からの労働市場の低迷、貿易および地政学的な不確実性など、複数の要因が住宅セクターに重くのしかかっている。 中東紛争はカナダの住宅市場にも影響を与えており、インフレ率の上昇に伴う債券利回りの上昇により、過去2ヶ月間で住宅ローン金利が上昇した。こうした状況を踏まえ、ナショナル・バンクは、特にオンタリオ州とブリティッシュコロンビア州の市場環境の緩みを主な要因として、今後数ヶ月間は住宅価格の下落が続くと予想している。
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