UBS証券は、サンフランシスコで開催されたSalesforceの大規模なDreamforceカンファレンス後、金曜日に電子メールで送付したレポートの中で、Salesforce(CRM)の新製品であるAIforceは利用促進の可能性を秘めているものの、価格が高すぎるため、短期的に大きな普及にはつながらないだろうと指摘した。 UBSは、AIモデルを新たなフロントエンドインターフェースとして統合することで、SalesforceがコアCRMの利用率向上を目指す取り組みを依然として前向きに評価していると述べた。この「ヘッドレス」モデルは、他社も追随するであろうことから、必然的なものと見なされており、顧客ユーザーエクスペリエンスを向上させるものはすべてプラスになると同証券は付け加えた。しかし、収益化計画については慎重な姿勢を崩していないとレポートは述べている。 同証券は、予算に制約のある顧客に対し、月額550ドル/シートのAIforce Max SKUへのアップグレードや、大手言語モデルプロバイダーへの支払いに加えて、65ドルから75ドルの新たなシートバンドルを購入するよう促すのは難しいだろうと指摘した。 UBSをはじめとする投資家は、セールスフォースが2030年度の売上高目標630億ドルを引き上げるとは予想していなかった。実際、同社は目標を引き上げなかった。これは、3年間で年平均約10.5%の成長率が必要となるためだ。同社は新規受注とSKU(在庫管理単位)のアップグレード動向について非常に前向きな姿勢を示した、とレポートは付け加えている。 同証券会社は、2030年度までの成長は直線的ではなく、2029年度と2030年度に重点が置かれると見込んでいるため、2028年度の売上高成長率予測を引き下げた、とレポートは述べている。 UBSはセールスフォースの投資判断を「中立」に据え置き、目標株価を240ドルから260ドルに引き上げた。
Price: $240.13, Change: $-2.72, Percent Change: -1.12%