UBS証券は水曜日に送付したレポートの中で、Salesforce(CRM)は、ソフトウェア支出に関する顧客からの反応がまちまちであることから、下半期の売上高加速への期待を抑える可能性があると指摘した。 顧客関係管理プラットフォームを提供するSalesforceは、8月26日に第2四半期決算を発表する予定だ。UBSは、第2四半期の1株当たり利益を3.44ドルと予想しており、市場予想の3.27ドルを上回っている。 Salesforceは5月、第2四半期の売上高を112億7000万ドルから113億5000万ドルの範囲と見通しし、前年同期比10~11%増を示唆した。また、通期売上高見通しの中間値を459億ドルから462億ドルに引き上げた。 5月の決算説明会で、ロビン・ワシントン最高財務責任者(CFO)は、年間受注額の成長モメンタムを背景に、2027年度下半期にはオーガニック売上高が再び加速すると予測した。 「ここ数四半期にわたり、Salesforceは特にダウンマーケットにおける受注状況の改善を示唆しており、これは(10月期と1月期の)コア売上高成長の加速につながると予想されている」と、UBSのアナリスト、カール・キアステッド氏は述べている。「これらの調査は主に中堅・大企業向け需要に関するものであったが、需要が改善しているという見方を裏付けるものではなかった。」 Salesforceの顧客からのフィードバックによると、需要は前四半期と同様に低調で、下半期に「大幅な成長加速を示唆するものではなかった」。 「製品セグメント別に見ると、主要なセールスクラウドとサービスクラウドのセグメントは比較的安定しており、データクラウドに関するフィードバックは非常に好調だった一方、マーケティング、コマース、Tableauに関するフィードバックは慎重なものだった」とキアステッド氏は述べている。「結論として、Salesforceが(下半期の)成長加速の見通しを緩和する可能性が高いと見ている。」 Agentforceの導入は好調に見えたものの、「コメントからは利用状況に大きな変化は見られず、非上場企業のSierraが競合相手としてより注目されていた」とキアステッド氏は述べた。 Salesforceの株価は年初来27%下落している。 UBSはSalesforceの投資判断を「中立」に据え置いたものの、目標株価を185ドルから210ドルに引き上げた。
Price: $192.37, Change: $-5.10, Percent Change: -2.59%