S&Pグローバル(SPGI)傘下のS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは火曜日、米国の住宅価格の年間上昇率が3月に減速し、主要20都市のうち半数以上で価格が下落したと発表した。 全米のS&Pケース・シラー住宅価格指数は、季節調整なしで3月に前年同月比0.7%上昇し、前月の0.8%上昇から減速した。10都市と20都市の総合指数は、それぞれ3月に1.4%と0.8%上昇した。報告書によると、これらの指数は2月のそれぞれ1.5%と0.9%の上昇率から減速した。 S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスの債券・商品部門責任者であるニコラス・ゴデック氏は、「3月には米国の主要20都市の半数以上で前年同月比で価格が下落し、住宅市場の減速が広がり深刻化していることを示している」と述べた。 「3月の消費者物価上昇率が約3.3%に加速したことで、米国の住宅価格は実質ベースで10ヶ月連続の下落となり、インフレ調整後の住宅資産価値の継続的な低下を浮き彫りにしている。」 ゴデック氏によると、北東部と中西部の市場では価格が「緩やかな」上昇を維持している一方、サンベルト地帯と西部地域の大半では引き続き下落が見られるという。 20都市の中で、シアトルの住宅価格は3月に前年同月比2.5%下落し、最も大幅な下落となった。シカゴは前年同月比6.1%上昇と最も高い上昇率を記録し、次いでニューヨークとクリーブランドが続いた。 季節調整前の全米住宅価格は、前月比0.7%上昇し、前月の0.3%上昇を上回った。10都市総合指数は1.2%上昇、20都市総合指数は1%上昇した。報告書によると、2月の10都市総合指数と20都市総合指数はそれぞれ0.6%と0.4%上昇した。 「月ごとの価格変動は春の季節的な上昇を示したが、根本的な勢いはほとんどなかった」とゴデック氏は述べた。「30年固定金利(住宅ローン)は2月下旬に6%を下回ったものの、3月末までに約6.4%まで回復し、住宅購入者の負担を再び増大させ、住宅販売と価格上昇をさらに抑制する可能性がある。」 また、連邦住宅金融庁(FHFA)は、3月の米国の住宅価格が前期比0.1%上昇したと発表した。報告書によると、第1四半期の価格は前期比0.5%、前年同期比1.7%上昇した。
Price: $413.10, Change: $-4.51, Percent Change: -1.08%