S&Pグローバル(SPGI)傘下のS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは火曜日、米国の住宅価格の上昇率が5月に前年同月比で加速したものの、住宅購入能力の低下という逆風が続く中、実質価格は12ヶ月連続で下落したと発表した。 全米S&Pケース・シラー住宅価格指数は、季節調整なしで5月に前年同月比1.1%上昇し、前月の0.9%上昇から加速した。10都市と20都市の総合指数はそれぞれ2.4%と1.6%上昇した。両指数とも、4月の上昇率(それぞれ1.8%と1.2%)から加速した。 S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスの商品担当アソシエイト・ディレクター、レベッカ・カウフマン氏は、「5月のデータは、米国の住宅価格が実質で引き続き下落していることを示唆している」と述べた。「同時に、インフレ率は5月に4.2%に達し、3年以上ぶりの高水準となった。」 シカゴは、20都市の中で3ヶ月連続で最も高い年間価格上昇率を記録し、5月は6.9%上昇した。ニューヨークとクリーブランドがそれに続いた。ラスベガスは1.9%下落と最も低い上昇率となった。 季節調整前の全米住宅価格は、前月比0.6%上昇し、前月の0.8%上昇から減速した。10都市と20都市の総合指数は、いずれも5月に0.9%上昇した。4月は両指数とも1%上昇していた。 カウフマン氏は、インフレの継続と30年固定金利住宅ローンの金利が5月に6.5%に達したことが、住宅購入の負担を重くしていると述べた。「こうした状況下で、住宅需要は依然として抑制され、高止まりする借入コストは住宅購入希望者を躊躇させ、既存の住宅所有者にとっては実質的な住宅価格の下落につながっている。」 一方、連邦住宅金融庁(FHFA)は、米国の住宅価格が5月に前月比0.3%上昇したと発表した。前月は0.1%下落していた。同報告書によると、前年同月比では5月に2.2%上昇した。 今月初め、Redfin.comは、住宅価格が過去最高値を更新し、住宅ローン金利が高止まりする中、6月の米国の住宅ローン支払額が8カ月ぶりに増加したと発表した。
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