ドイツ最大の電力会社RWEは、送電系統運用会社アンプリオンへの出資比率を36億ユーロ(41億1000万ドル)に引き上げ、過半数株式を取得した。これにより、欧州の規制対象電力網セクターにおけるRWEの存在感は強化される、と同社は月曜日の声明で発表した。 この取引により、RWEのアンプリオンへの間接的な出資比率は55%に上昇し、ドイツ第2位の高圧送電事業者であるアンプリオンの支配権を握ることになる。RWEは今回の取引の一環として、間接的に35%の株式を取得した。 買収資金を調達するため、RWEは加速型ブックビルディング方式で、既存株式の最大10%に相当する新株を発行する。主要株主であるカタール投資庁とノルウェー中央銀行は、10億ユーロ相当の新株購入を約束しており、資金調達において重要な支援となる。 RWEは、今回の取引により1株当たり利益が直ちに増加すると見込んでいる。 マルクス・クレバー最高経営責任者(CEO)は、今回の動きにより、同社の規制対象インフラへのエクスポージャーが深まると述べた。同社は、再生可能エネルギーや柔軟な発電設備に加え、送電網への事業拡大は、欧州のエネルギー転換に伴う長期的な成長を捉えつつ、収益を安定させるための包括的な戦略の一環であると述べた。 同社は、世界全体で350億ユーロを投資し、配当を年間約10%ずつ増配していく計画を改めて表明した。 RWEはまた、アンプリオンへの出資を通じて、2031年までにドイツの送電網にさらに65億ユーロを投資する計画だ。同社は、規制対象の送電網資産はキャッシュフローの予測可能性を高め、欧州の電力インフラ整備への長期投資を支えるものになると述べている。
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