RBCキャピタル・マーケッツは火曜日に電子メールで送付したレポートの中で、ワールプール(WHR)の最近の借り換えにより短期債務の満期リスクは解消されたものの、それに伴う金利コストの上昇は収益とフリーキャッシュフローを圧迫する可能性が高いと指摘した。 6月初旬、同社は20億ドル規模の債券発行を実施した。 RBCのアナリスト、マイク・ダール氏はレポートの中で、「今回の新たな債券発行により、(2027年までの)短期債務の満期が解消され、一定の猶予期間と柔軟性が確保されるというプラス要因となる」と述べた。「しかしながら、金利コストの上昇、(利払い・税金・減価償却費控除前利益)の低下、そして(フリーキャッシュフローの)減少が重なることで、債務削減の道筋は遠のくことになる」と付け加えた。 ダール氏によると、今回の新たな債券発行は、より低金利のユーロ建て債券に取って代わるものであり、これにより年間純金利コストが1億ドル以上増加する可能性があるという。 RBCは、ワールプールの2026年調整後1株当たり利益予想を1.41ドルから0.04ドルに、2027年予想を3.64ドルから1.97ドルにそれぞれ下方修正した。 同証券会社は、ワールプール株の目標株価を32ドルから30ドルに引き下げ、投資判断を「アンダーパフォーム」に据え置いた。 5月、ワールプールはイラン・イラク戦争をきっかけとした消費者心理の過去最低水準が米国家電業界の低迷を招いたことを受け、通期業績見通しを引き下げた。2026年の調整後1株当たり利益予想を7ドルから3~3.50ドルに、売上高見通しを約150億ドルに下方修正した。 ワールプール株は火曜日の取引で4.6%下落し、年初来で45%下落している。 「より力強いファンダメンタルズと住宅市場の回復が見られない限り、大幅な債務削減の余地は限られている」とダール氏は述べた。 政府が火曜日に発表したデータによると、米国の住宅着工件数は5月に2020年以来の最低水準にまで落ち込んだ。これは、集合住宅プロジェクトの大幅な減少が主な要因となっている。
Price: $39.97, Change: $-1.89, Percent Change: -4.52%