RBCキャピタル・マーケッツは火曜日のレポートで、Zoom Communications(ZM)は企業需要の拡大、AI利用の広がり、製品ラインナップの拡充、そして旧来の通信システムからの移行といった要因から恩恵を受ける可能性がある一方、オンライン事業の成長鈍化と短期的な利益率低下は依然として注視すべきリスクであると指摘した。 レポートによると、Zoomの企業向け事業は、製品販売の増加、大口顧客への浸透、販売チャネルの拡大、顧客離れの抑制によって、今後も改善が続く可能性がある。 また、企業が旧来のオンプレミス型電話システムを置き換える動きが進むにつれ、Zoomは新たなビジネスを獲得できる可能性もある。第2四半期におけるZoomの大型電話契約10件のうち9件は、既存システムからZoomのAIサービスへの移行に関するものだったとレポートは述べている。 一方、オンライン収益は依然として重要な懸念事項である。これは、従来型の検索ツールではなくAIツールを利用する顧客が増加しているためであり、価格比較や為替変動の影響が下半期にさらなる圧力となる可能性があるとレポートは指摘している。 RBCはZoomの投資判断を「アウトパフォーム」に据え置き、目標株価を130ドルとした。その理由として、AIの試験運用やCommon Roomの買収に関連するコストは時間とともに軽減していくと予想しており、Zoomの技術体制と幅広い製品利用によって、粗利益率が長期目標である80%近くまで維持される可能性があると述べている。
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