RBCキャピタル・マーケッツは水曜日のレポートで、キャリア・グローバル(CARR)が第2四半期に「堅調な」業績を発表し、米州における住宅用暖房・換気・空調(HVAC)事業の回復とデータセンター需要の加速を受け、2026年の業績見通しを引き上げたと指摘した。 レポートによると、キャリア・グローバルのオーガニック売上高は、市場予想の1.7%減に対し3%増となり、米州売上高は4%増加した。住宅用売上高は9%増、受注は約70%増となり、キャリアは2026年の米州住宅用事業の業績見通しを、従来予想していた1桁台後半の減少から、1桁台後半の成長へと引き上げた。 また、キャリアは受注が300%急増したことを受け、2026年のデータセンター売上高予測を従来の15億ドルから20億ドルに引き上げた。RBCは、急速な事業拡大に伴い、同社が設備増強を進める中で、短期的には利益率に若干の逆風が生じる可能性があると指摘した。 一方、キャリアは2026年の1株当たり利益見通しを2.80ドルから約2.90ドルに引き上げ、オーガニック売上高成長率の見通しも上方修正した。同社は売上高約60億ドル、オーガニック成長率10%、営業利益率約16.5%、調整後EPS 0.75ドルを見込んでおり、米州地域が引き続き最も収益性の高い地域となる見込みだとレポートは述べている。 RBCはキャリア・グローバルの投資判断を「アウトパフォーム」に据え置き、目標株価を81ドルから82ドルに引き上げた。RBCは、キャリアの株価が約9%下落したのは、同社固有の懸念というよりも、データセンター関連株全般の「売り浴びせ」によるものだと指摘している。
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