MUFGによると、今週のG10通貨の中で最もパフォーマンスが悪かったのはカナダドル(CADまたはルーニー)で、次いで円(JPY)、豪ドル(AUD)となっている。 MUFGは、木曜日に発表されたオーストラリアの短期金利が、予想を下回る雇用統計を受けて10ベーシスポイント近く低下したと指摘。OIS市場では、オーストラリア準備銀行の次回の利上げ時期が11月に延期されたとの見方が示されている。 MUFGは顧客向けレポートの中で、カナダでも4月の消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことを受け、短期金利が低下していると述べている。火曜日に発表されたこのデータに続き、英国のCPIも低調だったことから、英国債市場は大幅に上昇した。 MUFGは、金曜日に発表された日本の全国CPIも予想を下回る結果となり、インフレ低迷の傾向が続いたと指摘している。コアCPIの前年同月比上昇率は4月に2.4%から1.9%に低下し、2023年9月以来の低水準となった。これは2021年4月以来最大の月間下落幅であり、日本銀行が6月に利上げを実施する必要性について疑問を投げかけるものとなるだろう。 日本の金利はわずかに低下したに過ぎず、MUFGはこの数値が日銀の利上げ見通しに影響を与えるとは考えていない。金利低下の大部分はベース効果によるものであり、エネルギー価格リスクや日本国債市場の不安定性といったリスク要因と政策金利水準のバランスを考慮すると、利上げの必要性は依然として非常に高いとMUFGは考えている。
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